スケルトンインフィルの可能性

先日、ムラカミと世田谷のマンションの現場調査に行ってきました。
昭和41年竣工だから、もう築40年を超えている物件です。
構造はALC造で、とにかく昔のつくり。
最上階のため、夏は暑くて、冬はものすごーく寒い。
おとなりとの境界の壁も薄いので防音性も悪い。
ご家族4人で生活されていましたが、お子様2人が独立をされたのを機に今回の計画となりました。
マンションの買い替えも視野に入っていたようですが、なにより長年住んだ生活環境が気に入っていらっしゃるようです。
ご主人はもっぱら上記に挙げた問題点を解決するべく、建物本来の機能改善を求めていらっしゃいます。
断熱、防音、換気、結露対策・・・
目に見えないところですが、住まいにとってまさしくコアな部分です。
マンションの構造自体は変えられませんが、インフィルの中でこれらを解決していきます。
一方、奥様は、一日のうちで一番長くいる生活の中心になるスペースを日当たりのいい場所に移したいとおっしゃっていました。
さあ、ここからが我々の腕のみせどころ。
運よく同じマンション内でスケルトンになった部屋を確認することができました。
床の構造は?天井高は?配管経路は?・・・
スケルトンインフィルの考え方ではいろいろな可能性が見えてきます。
ご夫婦2人にとってライフスタイルを一新できるような魅力的なプランをおつくりしたいと思います。
ALC造:主に中低層建築物の外壁や床板などに使われ、軽量気泡コンクリートパネルでつくられた建物構造。断熱性・耐火性にすぐれる。
スケルトンインフィル:スケルトンとは建物を支える構造駆体のこと、インフィルとは住宅の間取りや内装のこと。最近では、築年数の経ったマンションでスケルトン→インフィル改装の流れが多くなってきている。
